インド人エンジニアの姿を見よ

日本のIT業界に影響を与えるインド人エンジニアについての談話

海外に人材不足解消を求めることに付随するもの

 少子高齢化は介護だけではなく雇用に関しても問題を抱えていて、これまで圧倒的多数を占めていた団塊の世代が定年を迎えることにより、各業界で人材不足に陥っています。IT業界も同様で、必要とする人数が確保できず外国から助っ人を求めることが増えているのです。特に最近はかつては発展途上と言われていた国が目覚ましい進展を遂げていて、インドなどは世界でも有数のIT技術者の宝庫と言えます。 そこでインド人エンジニアが呼ばれるのですが、仕事とは別にさまざまな問題を抱えているのも事実です。作業面に関しては能力的に優秀でトラブルは少ないのですが、生活様式の違い、言葉の壁など共に同じ部署で働く場合は厄介なものになります。特に宗教的な問題は多く相互理解が求められていますが、早期に解決するのは難しいでしょう。 ただ、これからますます国際化していく中で知らなければいけない内容でもありますし、実際のところ人材不足は否めないので互いに気持ちよく働くことが求められています。職種全体の目標として必要数を確保すること、コミュニケーションの活発化など目標は多くあるのです。これらをクリアすることで日本人もステップアップが可能となるので、しっかりと対処していくことが必要になるでしょう。今はインターネットの発達によって海外も市場であり、国内に留まっていては遅れてしまいます。そのためにも国際交流を積極的に行っていくことが求められているのです。